2歳児との育児大変すぎますよね。
「もうムリかも」「1日が長すぎる」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?

私はワンオペで自宅保育をしていました。
毎日、子どもと1日中ふたりきり。誰とも話さない日もあります。
2歳の「イヤ!」「やだ!」に振り回されて、
ごはんもお着替えも、外出さえもスムーズにいかない。
やっと寝たと思っても、秒で起きるお昼寝。
片づけても秒で散らかる部屋。
何度ため息をついたかわかりません。


外ではまわりの目もあるから、なるべく怒らないように我慢しているけれど、
家に入って鍵をしめた瞬間、「ああーーー!!!」と発狂してしまう。
そんな自分に落ち込んで、「私、母親向いてないのかな…」と悩んだこともあります。
だけどあるとき、ほんの少しだけラクになれた“2つの方法”に出会いました。
それは、特別な準備も、お金もいらないこと。
けれど、私の気持ちを立て直す大きなヒントになったんです。
今、「つらい」「苦しい」と感じているママに、
少しでも届けたいと思ってこの記事を書きました。
◆ 方法①|子ども以外の大人と話す


自宅保育をしていたころ、1日中、子どもと2人だけ。
まともに会話するのがスーパーの店員さんだけ、という日もありました。
「こんにちは」
「袋いりますか?」
そのたった一言のやりとりでも、
**“あ、人と関われた”**という気持ちになって、ちょっとだけ救われるんです。
子どもと一緒だと、レジのあとにカゴを袋詰めの台まで運んでくれるお店もあって、
それが本当にありがたくて、嬉しくて…。
「自分が気にかけてもらえてる」と感じられる瞬間でもありました。


それから少しずつ、園庭開放や児童館にも足を運ぶように。



子どもを遊ばす目的もあり、私自身が他の人と話すためにも行っていました。
同じように育児中のママたちと「それ、わかる!」「うちもそうだよ〜」って話せたり、園や児童館の先生が、じっくり話を聞いてくれたり。
「私だけじゃない」って思える時間が、どれだけ心の支えになったか分かりません。



もちろん、そういった場所が苦手な方もいると思います。
でも大丈夫。「子ども以外の大人と話す」ことが目的なんです。
スーパーで一言でもOK。
カフェでちょっと店員さんに話しかけるのもOK。
ほんの少しだけ、育児の“外”に気持ちを向けられると、
孤独感や閉塞感が、ふっとやわらぎます。
◆ 方法②|子どもが夢中になれて、怒らずにすむ場所に行く


2歳って、とにかく動き回るし、汚すし、やめてって言っても止まらない。



私も毎日「こぼさないで」「また汚したの?」「やめて」ばかり言っていました。正直、疲れるし、自己嫌悪もありました。
でもある日、家族で「海」に出かけたんです。
そのとき、私は衝撃を受けました。
海って、濡れるのも汚れるのも前提。
水着で思いきり遊べば、いくら砂だらけになっても怒らなくていい。



「汚さないで!」「やめて」って言わなくていい場所って、こんなにラクなんだ…と、心底思いました。
さらに、うちの子は他の子が大好きで、よく近づいていくのですが、
夏以外の海は人が少ないので、他の子がほとんどいません。
気を使う必要もなくて、私自身がすごくラクにいられたんです。
子どもは無我夢中で砂や水と遊んでいる。
私は少し離れたところから、のんびり見守るだけ。
怒ることも、注意することもない。
そんな時間が、私の心をどれだけ癒してくれたか…。
そのとき、「これからは怒らなくて済む場所に行けばいいんだ」って、気づきました。
もちろん、誰もが海に行けるわけではないですよね。
でも大事なのは、**場所じゃなく“考え方”**だと思います。


たとえば、
- 思いきり泥んこになってもいい公園
- 水遊びができる小さな広場
- 多少騒いでも気にならない室内遊び場



子どもが好きなことを思いっきりできて、親が怒らなくて済む場所を探してみてほしいんです。
他の子との関わりがしんどい場合は、人が少ない時間を選んでもいい。
「子どもに優しい場所」は、ママにも優しい場所。
お互いのストレスが減って、帰り道の空気がやさしくなります。
◆ まとめ|がんばるママへ伝えたい、“たった2つ”のラクのヒント


2歳育児がつらいと感じているママへ。
ラクになるヒントは、意外とシンプルで、すぐそばにありました。
✅ 子ども以外の大人と話すこと
✅ 子どもが夢中になれて、親が怒らなくてすむ場所に行くこと
どちらも、完璧にやらなくて大丈夫。
今日からすぐできる、小さな行動です。
- スーパーでちょっと店員さんと会話できた
- 公園で怒らずにすんだ
- 海や公園で、子どもが笑って遊んでいた



たったそれだけで、「今日、ちょっと良かったかも」と思える日が増えていきます。
育児は24時間365日。
終わりのないマラソンのような毎日。
だからこそ、ママの心がちょっとでも軽くなる工夫が必要です。
「育児向いてないのかな…」と悩むあなたへ。
それは、ちゃんと子どもに向き合っている証拠。
誰よりも頑張ってるから、疲れてしまうんです。
どうか今日も、自分を責めすぎずに。
「私、よくがんばってるな」と、自分を認めてあげてください。
あなたが、少しでもラクになれますように。

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