「年長なのに、習い事ひとつもしてない」ってどうなの?
まわりがどんどん始めていく中で、正直、少し不安になることもありますよね。
ピアノ、公文、スイミング、英語…。SNSでも「年中から始めました!」「週3で習い事!」なんて話題を見かけるたびに、「うちは何もしてないけど大丈夫なのかな?」と悩んだ時期もありました。
でも我が家は、あえて“習い事をしない”という選択をしました!
もちろん、親が忙しくて一緒に身体を動かせないご家庭や、お子さんが「これがやりたい!」と言ってる場合は、習い事がとても良い選択になると思います。実際、周囲にも楽しく通っているお子さんがたくさんいます。
「みんながしてるから」と焦って始めなくても大丈夫!
そう思えるようになった理由を、我が家の体験をもとにお話しします。
習い事しない理由5つ!
土日は外遊び!で体力モリモリだから!

我が家は、土日になると外遊び中心の生活です。1日家にいることはほとんどありません。

公園、海、キャンプ、市民プール、山登り、散歩!季節に合わせて出かける場所は変わりますが、基本的にはずーっと外にいます。
公園を掛け持ちしたり、海に行って砂浜で水遊びしたり、市民プールで2₋3時間泳いだり、山登りしたり…。時間が足りないくらい、したいことがいっぱいあります!
こうした経験から、体力は自然とついてきました。
走る・泳ぐ・登る・ジャンプする。遊びの中に、身体を使う動きがたくさん詰まっていて、「わざわざ教室に行かなくても、これで十分!」と思えるようになりました。
実際に、他の親御さんから「体力すごいね」と声をかけられることもしばしば。



うちの子、“園で体力は一番”だと思っています(笑)
平日は幼稚園で体力を使いきってるから!


平日は毎日、園で思いっきり遊んで帰ってきて、へとへとになっていることが多いです。
虫取り、うんてい、鬼ごっこ…活動量はかなり多め。帰ってきた時にはすでに疲れた様子で、「もうおうちでゆっくりしたい~」という雰囲気です。



そんな中で、さらに「じゃあこれからピアノね!」「スイミング行くよ!」と言っても、正直うちの子には無理だなと思います。
せっかく楽しく園で過ごしてきたのに、帰ってからの予定が詰まっていたら、子どもも親も疲れてしまいますよね。平日は、のんびりおやつを食べたり、積み木やブロックで遊んだりしています。
ブロックは学研のニューブロックがおすすめです。
19時半に寝かせるには、時間がないから!


我が家の就寝目標は「19時半」。
とにかく、幼児期は『早寝・早起き・朝ごはん』が大事だと思っていて、毎日このリズムをできるだけ守るようにしています。
そのスケジュールはこちらの記事に書いているのでご覧ください。





そのおかげか、体調を崩すことも少なく、年少ではお休み2回だけ、年中・年長では1回も病気で休んでいません。
「規則正しい生活こそ最強の習い事かも」とさえ思っています。
もし平日の夕方に習い事を入れてしまうと、帰宅が遅くなって、ごはん→お風呂→就寝までがバタバタに。そうなると子どもも落ち着かないし、夜泣きや機嫌の悪さにもつながります。
寝かせる時間を優先したら、平日は習い事の時間がありませんでした。
幼稚園で体操教室もスイミングもやってるから!


年長から、幼稚園では体操教室さらにはスイミングスクールの時間も設けられるように!
わが家はもうこれで十分です。
跳び箱、マット運動、プールでの滑り台、泳ぐ練習…いろんなことに楽しそうに取り組んでいます。体操教室やスイミングがある日は、帰宅後の疲労感がすごい。どんなことをしたのか子どもから聞くのが私の楽しみでもあります。
子どもが「やりたい!」と心から思ったことなら応援したいけれど、無理に外で習わなくても、園でできることも多いです。
ひらがなは覚えたから!(自宅で“ゆる~く”お勉強)


お勉強系の習い事(公文や英語など)もしていません。
ひらがなは、3歳の時から家に表を貼って置きました。年少のときから気になれば「これなに?」と聞いてきて、そこで一緒に読みながら少しずつ覚えていきました。本棚にひらがなの本も置いてあります。
簡単なドリルも使っていますが、週に1回やるかどうかくらい。子どもが嫌がったら、すぐにやめます。
それでも、今ではお友だちにお手紙を書いたり、名前を大きく書いたり小さく書いたり。自分の書いた絵に名前をつけたり。自発的に文字を楽しんでいます。



ひらがなが読めるようになって、自分で絵本を読むようになりました!ママやパパにも読んでくれます。
興味があれば、自ら学んでいく。
それを見て、「焦らなくてもいい」と思えるようになりました。
周りと比べない。大事なことは…。


いちばん大事なのは、「わが子が毎日を楽しそうに、元気に過ごしているか」。
子どもが生まれた時、「とにかく元気に」そう思った方は多いのではないでしょうか。子どもが大きくなってくると「あれもできてほしい」「これもできてほしい」と習い事を詰め込み過ぎている方はいませんか。
私は今、『自由な時間に何をするかを自分で考えてほしい』と思っています。寝るでもいいし、遊ぶでもいいし、子どもが自分で決めることを大切にしています。
他のママと話をしていると、「〇〇くん、ピアノ始めたって」「〇〇ちゃん、もう英語通ってるんだって」——そんな話を聞くこともあり、正直焦ることもありました。
でも、今はもう聞かないようにしています。
「習わない」と決めているのに、比べても焦るだけだからです。



周りと比べるのではなく、「わが子が楽しそうか」「元気に過ごしているか」——それだけで十分です。
まとめ
年長さんのこの1年は、就学前の最後の時間。
この貴重な時期に、たっぷり遊んで、たっぷり眠って、心と身体を育んでほしいと思っています。
習い事をしなくても、子どもはちゃんと育つし、楽しそうに毎日を過ごしています。
我が家にとって、家族で外遊びをして体を動かす時間はとても幸せな時間です。
無理に習い事をしなくても、家庭によって「大事にしたいもの」は違うはず。



わが子は、わが家の子。
ママやパパが「これを大切にしたい」と思えるものを軸にすれば、それでいいです。
我が家の軸は、『早寝・早起き・朝ごはん』。
これを軸に、我が家らしくこれからも元気いっぱい過ごしていきます!

コメント