子育てをしていると、つい頼りたくなる存在…それが「テレビ」ですよね。

ごはんの準備中や下の子のお昼寝など、「今だけ静かにしててほしい!」という場面でテレビは本当に助かります。
でもふと気づくと、「えっ、もうこんな時間?」「ずーっとテレビ見てない?」と不安になること、ありませんか?
長時間の視聴は、目や姿勢の負担になるだけでなく、遊びや人との関わりの時間も減ってしまうのが心配です。


我が家でも一時期、テレビを見せすぎてしまい、後悔したことが何度も…。
でもあるとき、「これは子どもだけの問題じゃないかも」と気づき、家庭全体でテレビとの付き合い方を見直すことにしました。
そして、子どもが3歳と5歳になりいろいろ試してたどり着いたのが、今回ご紹介する「テレビ見すぎ防止の5つの対策」。



これを始めてから、なんと子どもたちから「テレビ見たい」と言われることが、ほとんどなくなりました!
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
子どもがテレビを見すぎないための対策5選
親がまずテレビを見ない


「子どもがテレビばかり見て困る」と言いつつ、親自身がテレビをダラダラ見ていることってありませんか?
子どもは親の姿をよく見ていて、親がやっていることを真似しようとします。
だからまずは、大人がテレビとの付き合い方を見直すことが第一歩です。
私は、テレビは録画して、子どもが寝たあとに見るようにしました。
リアルタイムの番組を見ることをやめるだけで、テレビを「つけっぱなしにする習慣」も減りますし、私も一人も落ち着いてテレビを楽しめます。



「見たい番組を自分のタイミングで見る」ことで、時間もムダにせず、子どもにもいいお手本になりますよ。
テレビをつけっぱなしにしない


以前は、ごはんを作りながらなんとなくテレビをつけっぱなしにしていたこともありました。でもそれがテレビをずっと見せることになってしまい、良くなかったなと反省しています。
何となく見せるのは辞めて、『時間を決めて』見せるようにしました。



どうしても無音が寂しいときは、テレビではなく音楽を流すようにしています。
クラシックや童謡など、耳に心地よい音楽でもいいですし、子ども達が好きな歌でもなんでもOKです。我が家はアナと雪の女王が大好きなのでよく聴いています。
リモコンは子どもが届かない所に置く


テレビを勝手につけてしまう問題。
小さい子でもリモコンを使いこなせるようになると、自分でテレビをつけて、延々と見続けてしまうことがありますよね。
我が家では、リモコンは高い棚の上など、子どもの手の届かない場所に置くことにしています。
そのため、5歳のわが子は「どこを押したらテレビがつくのか知らない」状態です。
これはとても良いことで、「テレビは自分の好きなタイミングで勝手につけていいものではない」という意識づけにもなっています。



友人宅に遊びに行ったとき、3歳の子がリモコンを使いこなし、YouTubeやアニメを自由に見ているのを見て、「これは対策しておいてよかった」と感じました。
テレビを身近にしすぎない工夫、とっても大切です!
1人1本、録画番組だけを見せる





リアルタイムで見るのをやめて、録画番組だけにすること。
これがとても効果的でした。
リアルタイムだとCMが入って終わりが見えづらかったり、次の番組が始まってそのまま見続けてしまうことがよくありますよね。
私は子どもと一緒にテレビを見ないので、いつそのテレビが終わるかも分からず、次が始まってしまって…。子どもに「終わり!」と伝えても、「次も見たい!」「まだやってる!」とぐずられる大泣きされ…とても大変でイライラした経験があります。
これは各ご家庭でも“あるある”なのではないでしょうか。
でも録画番組なら、時間が決まっていて終わりが明確。
我が家では、子どもたちそれぞれが30分以内の番組を1つ選ぶルールにしています。
- パウ・パトロール
- サザエさん
- おさるのジョージ
など、子どもが好きで落ち着いて見られる番組を録画しています。
1人30分。2人で1時間。
これが我が家の「テレビタイム」です。
また、テレビを見る時間帯も限定していて、幼稚園から帰って、夕食までの間だけ。



朝や夕食後、寝る前などにはテレビをつけません。生活リズムも乱れず、就寝もスムーズです◎
テレビ以外に夢中になれる遊びを用意する


結局のところ、「やることがないからテレビを見る」という状況をなくすのがいちばん自然な方法です。
我が家では、長く集中して遊べるおもちゃを中心に買っています。
特に大活躍しているのがこちら
- 学研のニューブロック
- 色鉛筆・クレヨンでのお絵描き
- ぬいぐるみ遊び


ニューブロックは想像力を使いながら組み立てるので、飽きずにずーっと遊べます。
ただ、量が足りないとすぐ飽きてしまうので、わが家では「たっぷりセット」を2セット買ってボリュームを確保しました。



「テレビより楽しい」と思える環境が整っていると、自然とテレビから離れてくれるようになります。
まとめ:「見たい」と言わなくなる仕組み作りを!


「テレビばっかり見てる…」「終わりって言っても聞かない…」
そんな悩みを抱えていた日々も、ちょっとした工夫と仕組み作りでガラリと変わりました。
子どもが自分で視聴時間を管理するのは、まだまだ難しい年齢。
だからこそ、親が環境とルールを整えてあげることが大切だと実感しています。



一番のポイントは「テレビを見ないように我慢させる」のではなく、
テレビがなくても満足できる生活を用意してあげること。
少しずつでも、生活に合った方法から取り入れてみてくださいね。
わが家と同じように、「テレビ見たい」と言わなくなる日が、きっとくると思います。

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