私は10年以上キャンプ歴があり、子ども達を連れて何十回もキャンプに行っています。
その経験から断言します。
幼児連れキャンプは、大変だけど
それ以上に楽しくて、思い出に残って、子どもはグンと成長します!

この記事では、
- 失敗しないキャンプ場えらびのポイント
- 2歳児とのキャンプで役立った持ち物リスト
- 2歳児が好きな遊び6選
- ごはんは何をどう用意する?
- 寝るときはどうする?
を紹介します。
これからキャンプを予定している方や、2歳児とのキャンプが不安な方に、実体験をもとに正直にお伝えします。
【2歳児】キャンプ場選びで失敗しない5つのポイント
特に初めての2歳児連れにはここが超重要です!
- 車で3時間以内
- 区画が広い or フリーサイト
- オートキャンプ場 or 車を近くにおけるサイト
- 早めのチェックイン、遅めのチェックアウト
- 川沿いや見通しの悪いキャンプ場は避ける
車で3時間以内のキャンプ場を選ぶ
移動時間が長いと、子どもも大人も疲れてしまいます。
特に2歳児は長時間のドライブに飽きてグズったり、体調を崩してしまうことも…。
休憩をはさみながら、無理なく行ける距離(片道3時間以内)を目安に選ぶと、到着してからも余裕を持って過ごせます。
朝出発して、お昼前には設営スタートできるような距離感が理想です。
せっかくのキャンプ、移動疲れではなく“楽しさ”を感じられる1日にしたいですね。
区画が広い or フリーサイトを選ぶ

子ども連れキャンプでは「スペース」と「距離感」がとても大切です。
広い区画やフリーサイトであれば、のびのびと過ごせて、少々子どもが騒いでも周囲に迷惑がかかりにくいです。
特に夜泣きが心配な場合は、なるべく人の少ない場所にテントを張るのがおすすめ。

2歳児は早く寝るので、周りのグループが夜遅くまで起きていると、音や明かりが気になって眠れないこともあります。
できるだけ静かに過ごせそうな場所を選ぶことで、子どもにとっても大人にとっても安心してキャンプを楽しめます。
オートキャンプ場 or 車を近くに停められるサイトを選ぶ


小さな子どもを連れてのキャンプは、とにかく荷物が多くなりがちです。
また、子どもが寝てしまった場合でも車が横にあれば、寝かせたまま設営ををすることも可能です。
急な雨や寒さの時にも、車がすぐそばにあるだけで安心感が全然違います。
重い荷物の運搬も最小限で済みます◎
早めのチェックイン、遅めのチェックアウトを!


キャンプ場によってはチェックインが午後から、チェックアウトが10-11時という場所もあります。



到着が遅いと、設営・遊び・ご飯の準備・お風呂などがすごくバタバタに…!
2歳児連れだと、ペースを崩すと不機嫌にもなりやすいので、なるべく早い時間にチェックインして、余裕を持って1日を過ごすのがおすすめです。
また子どもを見ながらの片づけは中々進まないので、チェックアウトが遅めだとなおいいです。
川沿いや見通しの悪いキャンプ場は避ける
自然の中で過ごすキャンプだからこそ、
安全第一!
2歳児は一瞬でどこかに走っていくこともあるので危険です。
川遊びができるキャンプ場もありますが、2歳児連れなら無理しないように。
また、木々が多くて見通しの悪いサイトは、子どもの姿を見失いやすくなるため、なるべく開けた場所を選びましょう。
2歳児連れキャンプの持ち物リスト


足りないと困るのでなるべく多めに持って行きましょう!
- オムツ・おしりふき
- 着替え(多め)
- 帽子
- サンダル
- 虫よけスプレー(子どもばかり蚊にかまれる)
- おやつ(じっとしてくれる唯一の時間)
- 水筒(自分で飲んでくれると助かる)
- レジャーシート(とりあえず座る場所を確保)
- 食事グッズ
- タオル(なんでも触って汚れちゃう)
- シャンプーやせっけん
- 好きなおもちゃ
キャンプ場での過ごし方
設営中の工夫
- フリーサイトなら、人が少ないところを選んで設営。
- 子どもが寝ていたらその間に設営するのが理想。
- 起きている場合は、お昼を食べさせている間に設営。(レジャーシートを引いたり、机やいすを先に用意します)
- 目を離さず、声掛けは必ず。「一人でどこかに行かないでね、ママとパパは心配だよ」と伝えておく!
2歳児とのあそび6選


- 虫取り:バッタをずっと追いかけています。
- シャボン玉:液をこぼして一瞬で終わることも。
- キャンプ場内の遊具:これがあれば最高!
- フリスビー:ボーネルンドのフリスビーが幼児にはおすすめ!
- 砂場セット:砂や石があればいっぱい遊んでくれる。
- 水鉄砲:暑い時期はコレ!がっつり濡れず着替えも楽!
夜ご飯はシンプル&早めがカギ!
2歳児とのキャンプでは、ご飯の時間が一番バタバタしがち。
その後キャンプファイヤーをすることや疲れてぐずる前に食べさせるには、16時から準備、16時半スタートが理想です。
メニューはシンプルでOK!


我が家は基本BBQのみ。
お肉と野菜を焼くだけでも、外で食べると特別感があって十分楽しめます。凝った料理やおしゃれキャンプ飯は一切不要!
2歳児はご飯よりも遊びが気になってそもそも食べてくれません。
子どもに手がかかる時期は「ラクで安全、楽しく」がいちばん!ママパパが食べたいものを食べましょう!
白ご飯は「 持参 or スーパーで買う」
初めての方は家からおにぎりを持参したり、スーパーで白ごはんを買うのがおすすめです。
ご飯を鍋で炊くのは火加減が難しいし、子どもがいると洗いに行くのも大変です。
交代で食べる
あっちこっち行く2歳児を見ながらゆっくりご飯なんて食べれません。
わが家ではいつも、交代して乗り切っています。
- まずママが子どもを見てパパが食べる
- 次にパパが子どもを見てママが食べる
2歳児に集中して食べてもらうのは正直むずかしく、「遊びながら食べるのは仕方ない」と割り切って過ごしています。
【1番の楽しみ】焚き火タイム(キャンプファイヤー)
キャンプの夜の醍醐味といえばやっぱり焚き火。
2歳の子どもはキラキラした目で火を見つめます。
「キャンプファイヤー楽しい」と、帰宅後もずっと話してくれるほど印象に残る体験です。
火をおこす準備も“イベント”に


我が家では、BBQが終わったら焼き網を外し、炭の上に薪や木を並べて焚き火に移行します。
子ども達にも「木ここに入れてくれる?」と声をかけて、一緒に準備する工程も遊びに。



手にトゲが刺さらないように気をつけながら、「これは大きいね!」「火がつくかな?」と会話する時間がまた楽しいです。
火の危険さを学ぶチャンス


焚き火の炎は美しいですが、もちろん危険もともないます。
大人は必ずすぐそばで見守り、やけどや服の燃え移りに注意が必要です。
とはいえ、この時間は「火は危ないからダメ」ではなく、「火はあたたかくて便利だけど、近づきすぎると危ないんだよ」と、
本物を通して伝えられる絶好のチャンスでもあります。
怖がり?好奇心旺盛?


我が家の2歳児は勢いよく燃える火に最初は「こわい…」と遠くに椅子を置いてポツンと座って見ていました。
でも慣れてくると少しずつ近づいて「熱いねー!」「ゆらゆらしてるね!」と興味津々。
火を遠くから眺めるだけでも、しっかり心に残る体験になります。
寝るときは「ソトネノキワミL」で爆睡!


キャンプでの寝具選びってとても大事です。



DODの「ソトネノキワミL」を買うまでは銀マットで寝ていましたが、「痛い」と言ってぐずる時もあり困っていました。
寝袋じゃない理由
子ども達よりも私が寝袋をどうしても窮屈に感じてしまって…。
子ども達は寝袋を使ったことはありませんが、「あんなに寝がえり打つのに寝袋で大丈夫なの」か、という疑問も残り、我が家では布団のように横になれるスタイルにしています。
みんな快適:ソトネノキワミの魅力


このマットは10cmの厚さがあるウレタン入りなので、下が砂利でもまったく気にならない快適さ。家と同じようにぐっすり眠れるのが本当にありがたいです。
さらにマット専用のカバーが付いていて子どもが汚しても洗濯OK。
我が家は2歳・4歳・私の3人でソトネノキワミLを横に敷いて並んで寝ています。
持っているテントがやや小さめなので、ソトネノキワミLひとつにしています。
自宅のように横にぴったりくっついて寝られるのがちょうどよく、子ども達も安心感があるようです。



子ども達が夜泣きせず、朝までぐっすり眠ってくれるのは本当に助かっています。
掛け布団はそれぞれ好きなものを!


掛け布団だけは家から持参し、それぞれの分をかけて寝ています。
掛け布団を子どもと一緒に使うと、「寝がえり打って布団ない」、「子どもの分も布団取っちゃったかな…」と夜、気になってわたしは起きてしまいます。
なので掛け布団はそれぞれ好きなものを持ってきています。
DOD「ソトネノキワミ」はこんな方におすすめ!
- 子どもと一緒に並んで寝たい
- 寝袋の圧迫感が苦手
- 自宅の布団のように寝たい
- 下が砂利でも快適に
- 多少かさばっても快眠を優先したい
テントの大きさに合わせて、Sサイズ・Mサイズもあります。
家の布団と変わらない寝心地を求めるなら「ソトネノキワミ」がおすすめです!
【2歳児とのキャンプ】注意すべきポイント!


「子どもから絶対に目を離さない」これが大前提!
2歳児とのキャンプで一番大切なのは、安全を最優先にすること。
自然の中では、ちょっとした油断が大きな事故につながることもあります。
コンロ・ハサミ・ペグなどの危険物の管理
キャンプ場には、子どもにとって魅力的だけど危険なものがたくさん。
- 火のついたコンロや焚き火台
- ハサミやナイフ、ペグなどのギア類
- ガス缶や炭などの加熱器具



これらはすべて子どもの手が届かない場所に置く、使用後はすぐ片付けるなど、大人が責任を持って管理しましょう。
声かけを忘れずに


2歳だとまだまだ危険の認識が浅く、興味のある方へどんどん行ってしまいます。
私はいつも、設営前・設営中・自由時間のたびにこう声をかけています。
・ママ心配だから、1人でどこか行かないでね。
・火は熱いから見るだけね。
・ここは車が通るから止まって右左見てね。
うっとうしいほど繰り返し言っています。何度も繰り返し伝えることで、少しずつ理解してくれています。
息子は「ママしんぱい?」と自分で口にするようにもなりました。
特に目を離しがちなタイミングに注意!
- 設営中(テントやタープを立てているとき)
- 荷物の積み下ろしをしているとき
- ご飯の準備や片付け中
こうした時こそ、子どもの行動に目が届かなくなりがち。



1人が作業中はもう1人がしっかり子どもを見る、など夫婦で連携を取ることが大事です。
まとめ:2歳児キャンプは大変だけど最高!


2歳児は予測不能な動きをするので一緒にキャンプに行くのはとても大変です。
でも、自然の中で遊んだり、焚き火を見てワクワクしたり、家ではできない「体験」を積み重ねられるのがキャンプの良さです。
「楽しかったね」で終わるキャンプのために、安全対策は手を抜かずに。一瞬の油断が命取りにならないよう、常に意識して過ごしましょう。
2歳児とのキャンプは今しかできないですよ!キャンプに行きたいママ・パパに少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました。

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